下関競艇場(山口県)
1954(昭29)年〜

遠浅で潮が引けば遠くまで砂地が姿を現し
ハマグリやアサリの潮干狩に絶好の場であった

松の木も思い勝手の方向に向って生え
波打ち際に打ち上げられた青のりや、死んだ小魚を狙い
カラス達の声がウルサク響く


そんな大自然の中に、
本州最西端競艇場が建設された

1954(昭29)年:
下関市主催による下関競走場にての初レースが開催される


この地といえば
源平合戦の最終決戦、
壇ノ浦の戦い
剣豪宮本武蔵と佐々木小次郎の関門海峡に浮かぶ船島(
巌流島)での決闘
幕末、長州藩の高杉晋作の「奇兵隊」による
長州藩の討幕運動


そして今なお
満珠・干珠両島を望む関門海峡を舞台に
水上の格闘技”競艇”にて熱い戦いが続いている



山口県下関市長府